育休中の旦那の話①

こんばんは。きみです。

今日は今現在育休中の夫について書こうかと思います。

まず初めに日本の男性の育休取得率は2022年で13.97%。

女性が85%を超えるのに対し、とても低い。諸外国の男性と比べても極めて低い……とか、そういう話はどうでも良くて。

つまりうちの旦那は超稀な育休を取得した男性なのである。

よくよく話を聞けば育休を取得したけれど期間が一週間だったとか三日だったとかいう人の話も聞く。

うちの旦那も一年とることは難しかったが、三か月とることはできた。世の中の母親が旦那の育休に何を求めるのかわからないが、私はそもそもいるだけでもありがたいと思う。

まず買い物だ。育児は、母親一人だと買い物もままならない。

ネットスーパーをすればいい思うかもしれない。やり方だって知っている。だが夜中の授乳、夜泣き対応に疲れた脳みそでは数日分の献立を考えて必要な材料をリストアップし、カテゴリーを選んで購入すること自体が難しい。

第一、ネットスーパーも配達の時間に決まった枠がある。その枠を勝ち得ることも難しい。赤子は日中も授乳におむつ替えがあるし、日中はぐずらないなんて誰も言っていない。そもそもポチポチ商品選んでる時間も体力も気力も残っていないのだ。赤子が寝ている時にやればいいとか思わないでほしい。赤子が寝ている時は母親も寝るのだ。じゃなければ夜中に何度も起きたりできない。

特に我が家は病児の育児だ。酸素を持って、頻繁にミルクを吐く赤子は散歩すらままならない。感染症も怖かった。

そこで育休旦那の出番である。

我が家の旦那、育児に関しては長男がパパっ子のため一通りのスキルを持っている。授乳以外はバッチコイである。

しかし家事、特に料理に関しては私が料理好きなのもありほとんどやってこなかったのだ。

つまり

「買い物行ってきて!(適当に二、三日分の献立考えて買ってきて)」ではパニックを起こす。

「買い物行ってきて!(三日分の献立のメモと一緒に)」でもパニック。

普段料理をする人ならば、三日分の献立を渡せばだいたいの食材を思い浮かべて買い物というミッションを遂行できるのだろうが、うちの旦那はそうはいかなかった。

必要な食材を事細かにリストアップしなければならないのだ。

たとえば、鶏もも肉 1パックではダメで、鶏もも肉(国産)3枚入り1パック と書くことになる。そしてわからないことがあれば都度連絡がきた。白菜は半分か四分の一か、豚バラ肉のスライスの厚み、いつも使っている醤油のメーカー……

めんどくせぇ…

しかしここで諦めては旦那の買い物スキルが上がらないのである。まぁでも、私も繰り返して学んだことがある。大は小を兼ねる。

「とりあえずジャンボパック買ってきて」

これに尽きる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *